いつか見た炎のように消えてしまいたいなあ
静かに立ちすくむように赤く青く歌えば
それはあたしで、あなたでもある
リアルな、凄くリアルな、傷を持った時代だ。心を燃やす時代だ。
「青春」と、言えるけど、それよりも、もっとリアルな感情がある、
そこには。
心がきりきり痛む。
何も考えられずにただ心は、いってしまうんだ。
ロマンチックなんかじゃない。
その痛みがただそこにあるということだけが、その人がその人であるということ。
ただ、それだけだ。まったく。
日々感じていなくたって、それは本当に存在している。
しっかりと生きている瞬間、それを感じてしまう。忘れることも変えることもできない。
呼吸して、見て、聞いているから。
ちゃんと存在しているんだよ。
何を失っても手に入れても、その存在はなくならないのだ。
きっと。